親が亡くなって誰も住んでいない実家...。
固定資産税の納付書が届く度に、「なんとかしなきゃ」と思いながらも、数年間放置していらっしゃる方は多いもの。そんな方から良くいただくご質問に、プロの目線からご回答いたします!
実家の処分に関する良くあるギモン
- 遺品が沢山あったり、家屋はかなり老朽化していて、何から手を付けていいか分かりません
- 人が住んでいない家は老朽化が加速し、維持するには思った以上のコストがかかります。
最初に大切なのは、この家をどうするか方針を決めることです。
思い入れのある実家等の場合は、誰も管理できなくても、とりあえず売る気持ちにはなれないと思われる方も多いですが、空き家問題や固定資産税などで、実家は持っているだけで負の遺産になってしまう可能性があります。
老朽化が進んだ家は、資産価値が下がりますので、「売りたい」「貸したい」と思った時には、希望額での売買ができない、修繕費用が想像以上にかかるという結果になってしまいます。
処分すると決めても、自分で手続きなどをする時間がない場合は、プロに相談して上手に資産を活用することをおすすめします。
- 実家は福島県にありますが、自分は東京に住んでいます。どこの不動産屋さんに相談したらいいのでしょうか。
- 住んでいる場所より遠方の物件をどうするかお悩みの場合は、今お住いの場所に近い不動産業者ではなく、売却したい物件に近い、地元の不動産業者に相談するようにしましょう。
地元の不動産業者に依頼するメリットとしては、地域の特性をよく理解していることがあります。
また、過去の取引データを知り尽くしているので査定の精度も高いですし、売却だけではなく、空き家の維持や活用のアドバイスを行っているところもありますので、一度ご相談されてみてはいかかでしょうか。
- 数代前から家の名義変更をしていないのですが、今更どうにかできますか?
- 亡くなられた方の名義のまま何十年が経過していても、相続登記をしなければいけない期限や、登記をしなかったからといって罰則等の定めもありません。
しかし、その不動産を売却したり、担保に入れる場合は、亡くなられた方の名義のままでは出来ないので、相続登記を行う必要があります。
さらに、時間が経つことにより次の相続、そしてまた次の相続が発生する可能性があり、いざ相続登記を申請しようとした際、必要書類が増えることになり費用と手間がかかりますので、早めに手続きすることをおすすめします。専門用語や手続きの仕方などご不明な点は、プロへご相談下さい。
あなたは気づいていない!実は「処分」以外のお得な方法
「こんなにボロボロな家、このままじゃ誰も買い取ってくれない…。」
実家の処分というと、どんなに安くてもいいから「手放したい」という方からお問い合わせをいただきます。
実は、そのままでも高く買い取ってくれる方法や、解体後に収益物件に生まれ変わらせるなど、プロにしか分からない方法があるんです。
「そんな方法があったのか!」と驚かれる方も多くいらっしゃいます。
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