相続した農地の売却方法

農地の相続について

農地を相続したものの、使い道がなく放置してしまっている方が多いのではないでしょうか?
農家ではないが農地を相続してしまった!
このまま持っていても仕方がないから貸すか、売却したい!
とお考えの方に、相続した不要な農地をどのように手放すのが得策なのか、プロがお答えします。

相続した農地に関する お悩みQ&A

農業をやらないのに農地を相続したのですが、扱いに困っています?
農地を相続した人が農家ではないからといって、その農地が自由に使える訳ではありません。たとえ農家以外の人が農地を所有することになっても、農地は原則、農業以外の目的で使用することができないのです。
相続した人が農業を行わないのであれば、使い道のない土地を所有しているということになってしまいます。
農地をそのまま放置しておくと、次第に雑草が生えはじめ、害虫などが集まり、農地としての質が低下し、耕作放棄地へとなっていきます。農地を所有する個人にとっては、使わない土地のために税金を支払うことになるマイナス面に加え、固定資産税の増税というリスクもありますので、お早めに専門家へご相談下さい。
農地を売却するのに必要な手続きは?
農地を売却するには、農地のまま売却する方法と別の地目に転用してから売却する方法があります。
農地のまま売却する場合は、売る相手は農家や農業就業者に限られ、売却価格も安く買い手もなかなか見つかりません。
別の地目に転用してから売却する場合は、対象の農地が「市街化区域」にあるか「市街化調整区域」にあるかで、手続きや提出する書類が変わってきます。
どちらの場合も農業委員会への許可申請などに手間や時間がかかりますので、売却完了までの期間は通常よりも長くなることも把握しておきましょう。
転用にはさまざまな条件があり、転用できない場合もありますので、専門家へご相談下さい。
相続した農地の活用方法はありますか?
農地の有効活用として農地 太陽光発電システムを導入する方法があります。
農地は太陽光発電に適した立地環境であることが多いので、より効率的に発電でき、それを売却することで一定の収入が得られます。
しかし、農地を農地以外の用途で使う場合には、農業委員会の許可が必要になり、条件によってはその許可が下りないこともありますが、ある条件を満たしていれば、農地転用の手続きをせずに太陽光発電を導入することもできますので、専門家へご相談下さい。

農地は売れにくいので、早めに行動を

農地の相続は、届け出が必要であったり、利用に制限があったりと面倒な点も多いです。
特に農家でなければ、農地を農地のまま利用することは難しく、利用できないからと放置していては、固定資産税の増税の対象となってしまうこともあり、所有者の負担も増えていくばかりです。
そうならない為に、農地の分類や立地などの条件を考慮し最善の方法をアドバイスいたしますので、お気軽にご相談下さい。  

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