相続手続きをスムーズに行うための手順

相続の手続きについて

「相続手続きは四十九日を過ぎてから」とお考えの方が多いのではないでしょうか?
相続が発生すると、様々な手続きを行う必要があり期限が3ヶ月のものもありますので、できるだけ早く取り掛かることをお勧めします。
手続きするのを忘れていた…、知らなかった…などという言い訳は通用しません!
相続手続きの期限や流れなど、プロが分かりやすくお答えします!!

相続の手続きに関する お悩みQ&A

相続が発生したけど、何から始めれば良いか分かりません
相続が発生したら、まず全体的なスケジュールを把握することが大切です。
大きなポイントは2つあり、相続発生後3ヵ月後に訪れる「相続方法の決定」のタイムリミット、相続発生後10ヵ月後に訪れる「相続税の申告と納付」のタイムリミットがあり期限を過ぎてしまった場合 、問題が生じる可能性があります。
最初の3ヵ月後に訪れる相続方法の種類には、「単純承認」「限定承認」「相続放棄」の3つがあり、相続人はいずれかを選択する必要があります。
その際、どのような相続財産があるのかを明確にする為に財産目録を作成することをおすすめします。
財産目録の作成や、手続きの方法など分からない場合は、お早めに専門家へご相談下さい。
単純承認する場合は何も申請しなくていいの?
単純承認を選択する場合には特別な手続きの必要はありません。
相続方法を選択する期限である3ヶ月間を過ぎると、自動的に単純承認とみなされます。
単純承認をすると、被相続人に借金があった場合も含めて相続しなくてはいけない義務が発生しますので、事前に被相続人の財産を調査することをお勧めします。
また、単純承認するという明確な意思表示をしなくても、相続財産の処分など一定の行為をした場合には、単純承認したものとみなされ、それ以降、相続放棄や限定承認ができなくなってしまうという制度(「法廷単純承認」)がありますので注意が必要です。
相続手続きをしないとどうなりますか?
相続手続は面倒だし、お金がかかるからやらなくてもいいと思う方もいらっしゃいますが、相続の手続きをせずに放置しておくと、非常に面倒なことになります。
特に、相続財産に不動産が含まれている場合、相続登記をせずに放置しておくと、いざ、土地の名義変更をしようと思った時の手続きが複雑になってしまいます。名義変更ができない以上、売却することも、担保に入れることもできません。
相続税がかかる財産がある場合には、相続開始があったことを知った日からか10ヶ月以内に相続税の申告をしないと、控除を受けれない場合がありますので、できるだけ早めに行って下さい。

相続が発生したら手続きの流れを知っておこう

相続の手続きを始めるには、全体の流れを知ることが重要です。
全体の流れを知ることができれば、自分(相続人)がいつまでに何をしなければならないか、急ぎの相続手続きは何なのか、優先的にやるべき相続手続きはどれか、これらのことを理解することで無駄な手間をなくし、時間を有効に使うことができます。
どの順番でどの手続きを優先的に進めていけばいいのかの判断は、専門家が一番良く知っています。分からないままとりあえず進めていくのではなく、まず相談をして方向性を決めた上で進めて行くことが、相続手続きをスムーズに行うことの第一歩となりますので、お気軽にご相談下さい。

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